ブス認定はいつから
ブスだというのは小学生の頃から自覚していた。
性的マイノリティーの人からは「(容姿は)下の上」と言われた。
けれど、それを理由にいじめられていた、という事はなかったし
彼氏も出来た事もあるし
恵まれた環境にいたから、「どうせ私なんて・・・」なんていうひねくれた人間には、今のところなっていない
母親にも「可愛く産んであげられなくてごめんね」
「私に似なくてごめんね」
なんて言われる。
ブスという言葉を使わないものの、軽いノリで私の容姿をdisっている
(蛇足だが、私は「母にそっくり」と会った人9割に言われる。)
実の親に言われるのは、地味にキツイものがある。
けれど、そこまで本気で言っているのではないのでは?と感じる出来事があった。
私の同級生のお姉さんが、最近第2子を出産したという話を近所の人から聞いた後だった
家に帰って、もう2人の子供のお母さんなんだね~と私が言った後、母は
「○○ちゃん(お姉さんの名前)が結婚できたんだから、あんたもできるはずなんだけどね」
ボソッと低い声で言った。
お姉さんには申し訳ないが、私はお姉さんの事をブスだと思っていた。
今はなんだろう・・・aikoっぽい雰囲気をかもし出してる?
文章で説明するのが難しいのだが・・・とりあえず昔は容姿が醜いと思っていた(重複してる)
そのため、結婚するという話を聞いた時は「へーおめでとう」と棒読みを返したものの、内心は(え!?あれが!?)と驚いてしまった。
母のせりふから推測すると
母もお姉さんの事をブスだと思っていた節がある
それともうひとつ
「○○ちゃん『が』結婚できたんだから」
という部分
「が」という接続詞が自然に出てきたという事は
少なくとも私はお姉さんよりも容姿が上であると母が認識しているために出てきた言葉ではないか?
例えばお母さんが子供に習い事をさせようとする
「あの子もやっているんだから君もできる」
「あの子がやっているんだから君もできる」
なんとなくニュアンスが違うと思いませんか
前者は「あの子は少なくともわが子よりも少し上だからわが子もちょっとの努力があればできる」
後者は「あの子はわが子よりも劣っている、だからわが子は始めたらすぐにあの子に追いつく」
的な
この出来事があってから、私は母の言葉を受け流すことが、少しだけだけど出来るようになった気がする
半分本気で半分冗談なのかな、って
まあ、どこかで糸が切れて爆発するかもしれませんが
その時はここで吐かせてください